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鳩ヶ峰から千丈ヶ嶽へ向かう |
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午前中用事があったので午後大江山に向かう。福知山で９号線に出ると、OAPさんの声が無線
機から聞こえてくる。氷ノ山三ノ丸からだが、クリアに入感している。三ノ丸は寒くてフリースを着て
おられるという。今日は少し涼しいがフリースとは・・・。
大江町に入り、いつもの鍋塚林道の駐車場に車を進める。
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| 無線の移動運用中 |
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オミナエシ |
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駐車場には子どもたちがたくさん集合している。大きなワゴン車に分乗し、我々と交代に下りて
いった。駐車場では長いツエップアンテナを立て、無線の移動運用をしておられる。７Mhzのよう
だが、なかなか繋がらないらしい。
支度をして鳩ヶ峰へ向かう。久しぶりに千丈ヶ嶽まで行ってみるつもりだ。どんな花が咲いてい
るか楽しみだ。
登りはじめてすぐに黄色い花火のようなオミナエシ。登山道に沿って咲いている。 |
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| カセンソウ |
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ツリガネニンジン |
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黄色いタンポポに似た花はカセンソウ。ウサギギクにも似ている。ツリガネニンジンは盛りを
過ぎてはいるが、たくさん咲いている。 |
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鳩ヶ峰から鍋塚方面（微かに宮津湾が見えます） |
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駐車場から鳩ヶ峰へはすぐ。ここからの展望はすばらしく。私のお気に入りポイントだ。
まずいちばんに目を引くのは北の鍋塚、その向こうの鬼の岩屋と管制塔。その向こうに
宮津湾が霞んでいる。依遅ヶ尾山もその特徴的な山容ですぐにわかる。 |
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鳩ヶ峰か東を眺める |
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東には双耳峰の青葉山が美しい。数日前に舞鶴側から見た建部山の台形。ゆっくり見てい
たいが陽は傾き始めている。
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| サルトリイバラ |
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ヤマジノホトトギス |
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千丈ヶ嶽へ向かう。サルトリイバラが丸い実を付けている。赤くなると秋も半ば。いったん下り、
少し平坦な道を歩いて千丈ヶ嶽へ登り返す。丸太の階段がしんどい。
「この辺りにホトトギスがあるはず・・・。」と見回すと、たくさんのヤマジノホトトギス。階段のすぐ
脇の踏まれそうなところにも健気に咲いている。
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| ツルリンドウ |
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ホソバシュロソウ |
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辺りにはツルリンドウも咲き、ヤマジノホトトギスと競っているように見える。丸いホトトギスの蕾と
尖ったツルリンドウの蕾が対照的だ。
山頂に近づくとカワラナデシコがピンクの花を揺らし、すぐそばには剣山で見たホソバシュロソウ。
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| カワラナデシコ |
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ハギ |
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萩の花を見ながら歩いていると千丈ヶ嶽山頂。三角に尖る三岳山が指呼の間。南に丹波の山
々が霞んでいる。 |
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| 千丈ヶ嶽山頂 |
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千丈ヶ嶽から三岳山 |
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少し休んで来た道を戻る。熊注意と駐車場に看板があったが、どこかで我々を見ているのだ
ろうか？ |
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| 鳩ヶ峰へ戻る |
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色づき始めた葉っぱ |
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鳩ヶ峰から北の展望（中央最奥に依遅ヶ尾山） |
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鳩ヶ峰まで戻り、もう一度展望を愉しみ、駐車場へと急ぐ。加悦町側の田は色づき、稲刈り間
近。登山道にはすすきがたなびき、山も里も秋である。 |
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| ヒキオコシ |
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シロヤマギク |
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ヒキオコシの花を写している間に、父たぬきはさっさと下りていく。駐車場に着くと、たくさんあった
車はなくなり、たぬき車だけとなっていた。
大江山連山はほぼ稜線まで車で上がれ、展望もすばらしく花も多い。いつ来ても私を愉しませて
くれる山である。
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