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福知山市六人部付近から |
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10月に訪れたが松茸山止め山で諦めた高嶽。雪が降る前に登ってみようと綾部に向かう。
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鈴なりのフユイチゴ |
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登山口 |
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山陰線高津駅を北に見ながら南へ曲がる。集落の中を通り抜け、林道へ入る。工事中の看
板が立っているが、10月に来たときに停めたところに車を置く。道沿いにはフユイチゴが鈴なり
になっている。
登り口は高津町の段山稲荷から。まずはその段山稲荷を捜さねば・・・。前に来たときに地元
のおばあさんに教えてもらったのでそこまでいけばわかるかと思ったがなかなか見つからない。
ようやく近くの方に尋ね登山口に辿り着く。
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段山稲荷 |
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点名高津(82.8m 四等三角点) |
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板碑型の石仏と登山口の標識。少し歩くと、赤い鳥居の段山稲荷に着く。その南に道が続いて
いるので道なりに歩いてみると、小さな三角点がピークの真ん中にちょこんと埋まっている。地形
図にある四等三角点(82.8m 点名高津)である。そこで道は途切れているので、お稲荷さんま
で戻り、鳥居をくぐって登山道を行く。 |
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落ち葉踏みしめ・・・ |
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山腹を巻く道を行く |
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少しのあいだ谷を歩く。落ち葉カサカサの楽しい道。そのまま歩いていくと、東の尾根に合流
し、ピークを巻きながら南西へ延びている。木々の間からこれから向かう高嶽が顔を出している。
あと一時間ほどはかかるかな?
よく歩かれているのか、深く掘れたところもある。道はP275直下の急登を登らず、市境尾根の
東斜面を巻いている。高低差がない歩きやすい道はうれしい。ここも落ち葉の道。しばらく歩くと
道から下側は手入れのされていない植林となる。
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市境尾根に出る |
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市境尾根を歩く 頂上まで350m |
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斜面の傾斜がゆるんできたあたりで登山道は尾根へと向かう。赤テープや布がぶら下がって
いるのでその方向へ向かうと、綾部・福知山市境尾根に出る。倒れた松の木の下に道標が見え
る。「右下ル 高津菅谷不動口」「直進 観音寺石原」とある。
ここから市境尾根を高嶽に向けて歩く。よく歩かれ、とてもいい道だ。「頂上まで350m」の看
板を見て、さらにP345への尾根の分岐に来ると、「高嶽山頂まで一七八m 右高津菅谷・本
福寺谷 左石原」の道標。178mなんて測ったのかな? 先日降った雪が陰にほんの少しだけ
残っている。
分岐から頂上はすぐ。少し急な道を登りきると山頂に到着する。 |
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高嶽山頂(416.1m) |
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北に白い大江山連山 |
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高嶽山頂は桧の植林で囲まれ、中央に三角点(三等)が落ち葉に埋まりかけている。展望は
北に少しだけ開け、白い大江山連山が霞んでいる。
大江山を見ながらラーメンとおにぎりを食べる。無線はコールするが、全く繋がらず・・・。
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高嶽から東へ歩く |
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雑木の中を行く |
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空模様が何となくあやしい。下山は高嶽から市境尾根を東へ歩く。雑木の中のいい道。
山頂から五分ほど歩くと、荒谷と書かれた道標が立っている。右は福知山市多保市、左
は綾部市高津町遠所への分岐でもあるようだ。
行く手に、P371の反射板が見える。ピーク手前は倒木があり、歩きやすいところを選ん
で歩く。
登りきると、朽ちかけた道標があり、「高嶽山頂まで1510m」と記してある。ここは、時
ノ子谷上というところで、反射板が東に向いて立っている。木々が成長し展望はあまりな
い。これから向かうP331から続く尾根が北に延びている。
水分を補給し、P331をめざして出発する。直下は藪だが、尾根は歩きやすく歩行も捗
る。 |
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尾根から秋葉山への分岐 |
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秋葉神社 |
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反射板から20分ほど歩くと、秋葉山への分岐のP331に着く。「左 秋葉山頂」の道標が
あり、ここから市境尾根を離れて北の尾根を歩く。
P316が秋葉山。踏み跡程度のところもあるが、難なく到着。山頂の北側に秋葉神社の
祠が建っている。まだ新しく、内部に工事に関わった人の名前が見える。 |
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参道を下りる |
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秋葉神社からは参道を下る。少し急なところもあるので、登るのはちょっとしんどいかな。 |
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谷の祠 |
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祠の中には・・・ |
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尾根から谷に下りると、小さな祠が建っている。秋葉神社まで上がれない人がここに
お参りするのかな、と思っていると、中を覗いた父たぬきが、「あっ!」と声をあげる。そ
ーっと扉を開けると、中にはほっそりした不動尊が祀ってあった。突然目の前が明るく
なって、お不動さんも驚いているだろうね。
不動尊の扉を丁寧に閉め、ひしろ谷へ出ると秋葉山登山口の看板がある。竹の杖が
置いてあるが、最近使われた形跡はない。
ひしろ谷から少し歩くと長谷林道に合流。川の向こうに建物が見えるので行ってみる
と、キャンプ場のようである。これが綾部スカウトランドだろうか。この施設も使われてい
ないようだ。
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道祖神と書かれた石碑 |
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道の脇にひっそりと・・・ |
林道に戻ると、「道祖神」と彫られた石がある。秋葉神社に関係するものだろうか。工事の
車はまださらに奧まで入っているようである。道の脇の木の根元に小さな石仏が置いてあ
る。そういえば林道の入り口にも同じようなものがあったが・・・。
柔らかな冬の陽ざしの中を林道を歩いて車に戻る。 |
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