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大段ヶ平から氷ノ山山頂方向を望む(中腹の白いのが大屋町避難小屋) |
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今日もいい天気。展望がよい山へ行ってみよ!ということで、氷ノ山へ向かう。いちばん短い大
段ヶ平から登ることにし、鵜縄から瀞川氷ノ山林道を走って大段ヶ平へ。
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登山口にはバイオトイレが新設されている |
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ブナの中を歩く |
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数年前のかき氷オフ以来の大段ヶ平にはバイオトイレが設置され、機械が大きな音をたててい
る。先着の車が1台。山頂方面を見上げると、大屋町の避難小屋と神大ヒュッテが白く見える。
準備をして、「では、出発しよか。」 今日は一人なので、熊、マムシ、スズメバチ対策をしっかり
しておく。熊除けは鈴とラジオ、マムシは暑いけれどスパッツ、スズメバチは白っぽい服装。そし
て虫除けスプレー。これで万全とは言えないが、しないよりはいいだろう。(^^)
大段からのコースは氷ノ山の他のコースに比べ、なだらかで歩きやすい。ブナの中を歩く道は広
く、気持ちがよい。登山道沿いには0.5kmごとに三角の標識が立ててある。
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大屋町避難小屋 |
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千本杉 |
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快晴の空、色づき始めたナナカマドの赤い葉が青空に吸い込まれる。秋の色やねえ。一人で
小さくつぶやく。
大屋町の避難小屋に着いたので、早速、階段を登って景色を見てみる。期待したほど遠望は
きかず、粟鹿峰も見えにくい。「これでは大山は見えないかも・・・。」
先行の登山者の足跡がかすかに残っているが、それよりも鹿なのか偶蹄の足跡が濃く残って
いる。その足跡を追って登っていく。
神大ヒュッテを過ぎ、少し歩くと千年杉。6月に来たときにはショウジョウバカマの花がひっそり
咲いていたっけ。
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鉢伏山を望む |
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流れ尾が合流しているところからは鉢伏がきれい。昨日の新聞に鉢伏高原のすすきのニュー
スが載っていた。別宮の棚田は稲刈りが終わっただろうか。
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山頂はもうすぐ |
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静かな山頂 |
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見上げると、頂上避難小屋が近い。片道1時間半もかからず、山頂の到着。ちょっと歩き足らな
いなあ。
山頂には誰もいないが、小屋の中から話し声が聞こえる。
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扇ノ山(中央) 右 青ヶ丸 仏の尾 ブンまわし尾根には避難小屋が見える |
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さて、大山は・・・? 快晴だが遠くの方は雲がかかり、大山は雲の向こう。扇ノ山や南の三室山
まではよく見える。小屋の中から男性が出てこられ、氷ノ山越え方面からは男性4人グループ。
4人グループは昨夜、麓の民宿に泊まり、親水公園から登ってこられたとか。下山は東尾根で、
民宿から迎えの車が来ると話しておられた。しばらく話をし、小屋の中へ入って行かれた。
風が強くお昼ご飯を食べていると次第に寒くなってきて、手がかじかんでくる。単独男性が西側
から登ってこられる。若桜スキー場から氷ノ山越え経由で来られ、帰りは仙谷を下りられるという。
岐阜から休暇を利用して付近の山を登っておられるという。
話していると、轟音を立て戦闘機が2機、藤無山の方へ飛んでいく。静寂が一瞬やぶられ、また
もとの平和な山頂へと戻る。 |
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三ノ丸の向こうに三室山 右奧は後山 |
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風が強く、指先がしびれてくる。持参の氷水で作ったアイスコーヒーはちと冷たいがせっかく
持ってきたのだから・・・。(^^;
岐阜から男性と山の話をし、無線用の名刺を渡してお別れする。
大段ヶ平に戻ると、ご夫婦が東屋でお弁当タイム。駐車場の東の端では小さな子ども連れ
の家族がシートを広げている。妙見・蘇武の山々を見てから帰路に着く。
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ミカエリソウ |
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名もなき滝 |
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復路は横行渓谷経由で帰る。渓谷沿いに車を走らせると花や滝があり、その度に車を下りて
写真撮影。
横行の谷は、黄葉の頃にはきれいに色づくだろうなぁ。
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稲刈り風景 |
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ぶなのしずく |
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横行まで下りてくると、谷沿いの田では稲刈りの最中。大型機械の入らない田ではバインダ
ーで稲を刈っている。その稲を稲木に架けた懐かしい光景。子どもの頃、稲を架けるのを手伝
ったなぁ。
さらに下ると、「ぶなのしずく」という水場が道のそばにある。煮沸してから飲むようにと注意書
きがあったが、一口飲んでみるとおいしい水だった。
氷ノ山山麓はこれから秋本番を迎え、黄葉のシーズンとなってくる。またその頃に訪ねてみた
い。 |
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