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中区中安田付近からの黒木山(左 ピーク) |
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みーとさんのレポートで以前から気になっていた黒木山。webで調べると付近はなか・やちよの
森公園として整備されているようである。ルートはいろいろあるようだが、周回したいので渓流の
広場から登ることにする。
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階段を登っていく |
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夫婦岩 |
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中区から八千代区に入り、エーデルささゆりの前を通って渓流の広場へ向かう。谷に入ると、「竹
谷山道」という木の看板がある。帰りに寄ってみようかな。
林泉荘という宿泊施設から公園の道に入る。朝9時から夕方5時までは通行できるようである。施
設の横の駐車場に停める。職員の方の車だろうか、1台だけ停めてある。付近は雪がうっすら積もっ
て寒い。腕時計の標高は200mほど。
準備をして少し下り、下の駐車場から50mばかり下にある登山口から登っていく。丸太の階段が
急な尾根に続いている。
大きな岩があるので立ち止まって見てみると、祠が見える。正面に回ってみると、『夫婦岩』の看
板。二つの大きな岩が寄り添っているので、そのような名が付けられたのだろうか。
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尾根への道 |
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丸太の階段は支尾根を直登するように続いている。伐られた木がきれいに揃えてある。いい薪に
なるのだが・・・。雪がうっすら残っている。しかし、お日さまに照らされるとすぐに融けそう。
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大亀岩付近から黒木山を望む |
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縦走コースの尾根に出る。雪を運んでくる風が冷たい。北には黒木山。その東には翠明湖が蒼
く澄んだ湖面を見せている。
北の方は雪雲に覆われ、笠形も霞んでいる。
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大亀岩(南側より) |
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大亀岩を見上げる |
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尾根を南へ少し歩くと大亀岩。下から見上げると大きな岩が落ちてきそうなくらいせり出ている。
脇を登って大亀岩の上にでる。下からの見る方が迫力がある。
山頂で少し休憩し、黒木山をめざす。
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サーキット場が見える |
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黒木山への道 |
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尾根は展望がよく、サーキット場が眼下に見える。車を走らせる音が響いている。黒木山の山
腹を巻いた階段を登りきると山頂に出る。
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黒木山山頂 |
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湖畔の広場と糀屋ダム |
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山頂(393.2m)には東屋と三角点(三等)。東側直下に湖畔の広場と糀屋ダム。東屋のベン
チの濡れていないところに座り、小腹の空きが空いたのでサンドイッチを食べる。無線でコールす
ると、三木のMXFさんが出てこられる。南の方はいいお天気のようだ。
南には、雄岡山、雌岡山が並んで見える。単独男性が北から登ってこられたが、あいさつだけ
してすぐに南へ下りて行かれた。
体が冷えてきたのでそろそろ歩き始めよう。MXFさんと交信を終え、次の「山の交差点」に向け
て歩き出す。黒木山の北斜面には雪が残っているがアイゼンを付けるほどでもない。
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山の交差点(376m) |
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何の足跡かな? |
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右に翠明湖を見ながら376mピークに着く。ここは山の交差点と名付けられ、西へ下りると森の
休憩所。南には先ほどまでいた黒木山の東屋の影が小さく見える。
さらに北へ歩く。下りたところには“山のトイレ”や“展望台”などがある。下りていると小さな足跡
が・・・。鳥かな?
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展望台 |
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登山道は山のトイレの裏に下りている。展望台にはベンチとテーブルがあり、ここで小休止。東に
は石金山、黒田庄の妙見山・白山、その右に三角点山、その向こうには西光寺山が見える。
今日はここから林道を歩いて渓流の広場に戻る予定だが、その前に384mピークへ行ってみよ
う。標高差90m近くを一気に登る。南向けの斜面は明るい陽ざしに包まれ暖かい。
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P384から笠形山を望む |
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ピークに登ると、これまで雲で霞んでいた笠形山がくっきり。白くお化粧した姿が青空に映える。
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P384から南の展望 |
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南には歩いてきた大亀岩などが並んで見える。その遥か向こうには明るい播磨平野。風もなく
暖かい。
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P384付近から東を望む(妙見山 杉原山 西光寺山 三角点山) |
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384ピークから北へも道は続き、林間広場へ出るらしい。今日はそこまで歩かず、展望台まで
戻る。下りる途中、東に西光寺山や三角点山、黒田庄妙見山が並んで見える。2日に登ったば
かりの三角点山からも黒木山が見えたのだろうな。
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P384から展望台へ下る |
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明るい雑木の道を展望台まで下り、林道を渓流広場まで歩く。とても広い林道で、道も荒れて
いない。雪が日に照らされてキラキラと舞っている。
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林道を歩く |
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森の休憩所 |
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森の休憩所まで来ると、林道は西へ延びている。林道沿いには中町の集落の看板が立てて
あり、よく手入れされた植林が続いている。
休憩所から、道は少し細くなり、小さな流れに沿って続いている。
「ブヒッ!」
突然、何かの声が聞こえたような・・・。私のザックの音だろうか? 猪の声に似ていたような。
付近を見回してみるが、何もいない。気のせいかな・・・。
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渓流の広場に戻る |
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拠点施設で |
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森の休憩所から5分ほどで拠点施設に到着。人の気配がするのでおじゃますると、コースなど
を丁寧に説明してくださった。室内には、木でこしらえた人形がユーモラスな表情で並んでいる。
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竹谷山自然公園の石仏 |
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大岩不動滝 |
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帰りに「竹谷山道」へ寄ってみる。四国八十八ヶ所の石仏が並び、渓谷沿いに歩いていくと、
遊具のある広場に出る。お寺のお墓があり、広場は寺跡だったかもしれない。さらに奧に歩く
と、大きな岩の下に3mほどの滝があり、二つの不動尊が祀られている。大岩不動とよばれて
いるらしい。今日は私一人だったが、紅葉の頃には訪れる人も多いそうだ。
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