開花を待つヒカゲツツジ愛宕山〜五大山 |
兵庫丹波 |
今年も出会えたね |
今年1月に白夜の貴公子さんの誕生日オフで愛宕山〜五大山を歩いた。この山域もヒカゲツツジの多いところである。 花の開花の様子を見たくて、一人で北油良安養寺から愛宕山に登る。去年は、春の訪れが早く、今頃は満開になって いた。今年は季節のあゆみも平年並みなので、開花もいつもと同じくらいの時期だろう。 愛宕山への急な登山道を登っていく。コバノミツバツツジのピンクが鮮やかだ。 |
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タムシバが愛宕山の斜面に白い。昨年はいつ咲いたのかわからなかったが、今年は去年の分を取り返すようにたく さん咲いている。 ゆっくり歩いても汗が出てくる。35分で覗き岩に立つ。風が心地よい。どこからかラジオ体操の音が聞こえる。実家 のある香良の運動会の音だ。 |
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一登りで愛宕山山頂だ。ヒカゲツツジはまだ蕾が固い。風と鳥と運動会の音だけが聞こえる静かな山頂。ノートに 記帳し、五大山へ向かう。1月のオフでは苦労して下りた愛宕山から鉄塔までの急な下りも今日は楽に下りられる。 ここもヒカゲツツジはまだ開いていない。2本だけ少し開花し始めた木がある。蕾が大きくふくらんだもの。まだ小さい ものなど、ヒカゲツツジにも個性がある。 |
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鉄塔からはエルム市島への道標がある。一昨日、エルム市島の芝生広場から愛宕山とこの鉄塔を眺めたばか りだ。 鉄塔から五大山山頂まではわずかな距離だが、たくさんのヒカゲツツジがある。しかし、まだ開花していない。 |
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五大山(569.2m)山頂は、お日さまいっぱいで明るい。が、360度の展望も霞んで遠望がきかないのが残念だ。 すぐそばのヒカゲツツジが少し咲き始めている。空に向かって手を伸ばしているような姿に、暖かい春を待ち望んでい たんだなあと思う。 |
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下山は、五大山と次のピークの鞍部から尾根を外れ破線路を下りる。歩きやすい道だ。それもそのはず、関西電力 の巡視路なのだ。 鞍部の下の鉄塔まで歩き、そこから道のようで道でない林の中を歩き、林道に出る。それは、登山道から左に入る 道だった。 |
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登りはじめから3時間で車に戻る。安養寺のモクレン越しにタムシバで白くお化粧した愛宕山がのんびりと佇んで いた。 |
行った日 | 03.4.13(日) |
行った人 | たぬき(単独) |
山行タイム | 安養寺8:43〜覗き岩9:18−9:23〜愛宕山9:44ー10:00〜 鉄塔10:20〜五大山10:34ー10:45〜鞍部10:50〜安養寺11:40 |
2.5万図 | 黒井 |