花も人も満開丹波向山オフ |
兵庫氷上町 |
今年も、満開のヒカゲツツジに会えました |
関東に行っているだめちゃんからヒカゲツツジオフのリクエストがあり、4/29に予定していたが、今年は殊の外 季節のあゆみが早く、29日にはもう花はないだろうと判断し、だめちゃんには悪いが13日に行うことにした。 teihaiMLやお知り合いに声をかけると、20人ほど参加いただくとのこと。例年、高谷川沿いの桜が散り、1週間 から10日後に開花するので、13日にはちょうど見頃のはずである。登山道を整備されている近所のSさんに尋ね ると、「もうあかんかもしれへん。」とのこと。通勤途中、春日町側から見上げると、北斜面が何となくヒカゲツツジの 花の色に見える。『どうぞ、花が残っていますように・・。』と毎日祈りながら13日をむかえた。 当日の朝、無線でIXWさんをコールすると、JG3QLV松田さんから応答がある。すでに公園駐車場に到着し、M TBで遊んでおられるとのこと。 準備をし、集合場所に行くと、天々宇知栗(笹倉)さんが手を振っておられる。そして、松田さんが車の中から出て こられた。初対面のあいさつをし、無線用の名刺を交換する。しばらくすると、さとゆきさんが歩いて登場。早い電車 で来て、石生城山方面を歩いてこられたのだ。 そうこうしている間に、続々と参加のみなさんが到着。最後にOAPさんご一行が来られて、全メンバーが揃った。 当日参加がわかった方も含め、全員で23名。MLメンバー、無線のお仲間、友人など顔ぶれはさまざまである。で も、山を愛する心は皆同じ。(^^) 簡単に自己紹介をし、いよいよ登山開始である。当初、珪石山から時計と反対まわりに歩く予定であったが、変 更して観音堂から登ることにする。 二の山までは、いつもながら急登である。コバノミツバツツジの花も終わりかけている。この様子ではヒカゲツツ ジの花が気にかかる。登りはじめてしばらくした頃、無線機から「・・・OOS」という声が聞こえてきた。「おー、かね ちゃん!」。父たぬきが応答している。「わーい、かねちゃんも来られたよー。」と周りの人に報告する。かねちゃん ならすぐに追いついてこられるだろう。 二の山には、先行の中年男性グループが休憩中。こちらも少し休憩する。 二の山からは松林の尾根道なので、みなさんもすこし楽になったようだ。いそべ神社への分岐を過ぎ、岩座展望 所でまた一休み。ちょうど上から地元のSさんが下りてこられた。翌日、JR主催で参加される方々の案内をされる ため花の様子を見に行ってこられたようだ。「ヒカゲツツジの花、まだたくさんあったよ。ちょうど見頃や。」 ああ、よかったぁ!いちばん心配していた花はまだあるらしい。ヒカゲツツジオフに花がなければ話にならない。 話をしていると、かねちゃん登場。これで24名となった。(^o^) 三の山から少し下るといよいよヒカゲツツジが現れる。ちりはじめてはいるが、まだ花は残っている。1年ぶりのヒ カゲツツジは楚々として美しい。(まるでわたしのよう?) これがヒカゲツツジか、と初めてみるその花に見とれている人もある。その色のためか、ふもとからでは目立たず、 あまり知られていなかったが、ここ数年宣伝が行き届いてきたのか、訪れる人が多くなってきた。リピーターも多く、 派手な花ではないが、人を惹きつける何かがあるようだ。 通称亜炭層から四の山、そして向山三角点へ。四の山からはヒカゲツツジの群生が始まる。今年はあまりに早い 開花で、花も面食らっていることだろう。葉っぱも茶色くなっているものがあり痛々しい感じがする。 おなかも空いたので、三角点でお昼にする。思いおもいの場所で持参のお弁当をひろげる。天々宇知栗さんから 小袋に入れたおかし、OAPさんからはかもちゃんみーとさんへのお祝いのワイン、そして、のりかさんからは、本鴨 の煮たのを差し入れていただき、豪華な山の食事となった。丹波の美酒小鼓も少しずつ飲んでいただく。 |
||||||
|
||||||
おなかもいっぱいになった頃、のりかさんからの緊急提案で、かもちゃんみーとさんのお祝いイベント。わざわざ桜 の花びらを持参していただき、「おめでとうの会」が開かれる。お二人の幸せが伝わり、私も幸せな気分に・・。OAP さんが、「わしらもああいうときがあったなあ。」とJMMさんに言われていたのが印象的だった。 まだコース半ば、先を急ごう。途中に設けられた展望所から遠くを望むがあいにく霞んで五台山が何とか見えるほ どだ。つつじヶ丘展望所から千が峰も見えない。展望のポイントやヒカゲツツジの多いところで、撮影モードのみなさ ん。高度が上がるほど花もきれいだ。 五の山から蛙子(がえるご)展望所へ。岩の上にたくさんの花が咲いていると思ったら・・・。(^o^) 霞みがなければ、丹波の山々を見ていただけるのにほんまに残念。 |
||||||
|
||||||
空も暗くなってきたが、まだ雨はやってきそうにない。譲葉山への分岐を過ぎ、珪石山をめざす。昼食ポイントまで は最後尾近くにいたのに、いつのまにか先頭を歩いている。 珪石山の手前で清水山への分岐を左にとり、珪石の採掘跡を歩いて清水山にむかう。関電反射板の立つ山頂で しばし展望を楽しむ。柏原の町並みを見下ろしていると、北西の方から黒い雲。ポツリポツリと雨が。さあ急いでおり よう。下山地、鳳翔寺を目指し快調に下る。最近、道標も整備され、歩きやすくなっている。以前,貴公子さんと歩い たとき、見落とした分岐にも標識があり、まちがえようがない。こちらの尾根にも少しだけヒカゲツツが咲いていた。北 側に展望の開けたところから、今日歩いてきた向山連山がぐるりと見渡せ、しばし足を止めて眺める。 かねちゃんの黄色い雨用帽子と合羽がかわいい。(^o^) |
||||||
|
||||||
いそべ神社岩座となる大岩までくると、雨も上がり、みなさん岩の上に登り分水界の眺めを堪能。我が家もみえて いるはずだ。 急な下りをテープに沿って下りていく。ガレた沢沿いに下り、猪柵を越えて、寺の駐車場に無事到着。歩き始めてか ら5時間の行程だった。 しばらく鳳翔寺の境内を散策し、駐車場に戻る。差し入れのお菓子をいただきながら歓談。名残は尽きないが、再 会を約して、それぞれ帰路についた。 |
行った日 | 02 4/13(土) |
行った人 | teihaiMLメンバー:のりかさん、幸さん、呉春さん、みーとさん、大加茂さん、島田さん、 三文さん、松田さん、佐竹さん、さとゆきさん、笹倉さん、貴公子さん、かねちゃん 八木さん(OAP・JMM)ご夫妻、山田さん、小林さん、北山(山喜多)さん、 丸山さん、西山さん、椎谷さん、米田さん、たぬき二人 (順不同) 24名 |
2.5万図 | 柏原 |