にぎやかに星山〜櫃ヶ山
岡山県(1030m・954m)

縦走路から、櫃ヶ山方面



 家を5時半に出る。まだ真っ暗。中国道に入り、福崎あたりでやっと明るくなる。雲は多いが、天候は回復基調。
しかし、我々が岡山へ行くときはいつも天気が悪い。今日も怪しい。

 集合場所の米子道上野PAへ7:45着。まだ約束の時刻までにはだいぶんある。ストレッチをしていると、水谷さ
んのデリカ登場。えびちゃんも一緒だ。ほどなく、向井さんの車、OAPさんたちも到着。例によって、島田さんたちの
テンションは高い。

 湯原インターを下りると、みーとさんを乗せた大加茂さんの車と合流し、櫃ヶ山登山口に向かう。ここに2台の車を
置き、星山登山口へ向かう。車中では、山深いところにある村に驚く向井さんのコメントに大笑い。
MTB2人組 天狗山登山途中で南方面を振り返る

 美しい森ビジターセンターの裏から登山道に入る。天狗山までは急登で、汗がすぐに噴き出した。MTBを担ぐ島
田さんたちは、もっと暑いらしい。南の方はガスもかからず、高度を上げるたびに歓声があがる。雲はあるもののか
なり遠くまで望むことができる。しかし、星山はガスの中。ガスの山頂からはにぎやかな声が聞こえる。
コマユミの実 縦走路からガスのはれた星山

 1時間で星山山頂。夏に茂っていた草も枯れ、さらに広く感じる。しかし、霧雨が降ってきた。集合写真を写しただ
けで、早々に櫃ヶ山へ向けて縦走を開始する。夏に見えた縦走路は、ガスに覆われて全く見えない。もちろんこれ
から目的の櫃ヶ山も。
 MTB組は快適な縦走路に歓声をあげて走っていく。歩き組もその後を追う。次のピークの鞍部まで下ると、ピーク
を巻いた植林の中の平坦な道が続いている。そこでMTB試乗体験。JMMさんがなかなか器用に乗られる。
MTBに挑戦するJMMさん
 植林帯を抜けると笹の縦走路。パッと明るくなり、なんとガスもはれている。「ヤッホー!」思わず歓声をあげる。我
々の前には、櫃ヶ山への縦走路が続いている。ふりかえれば星山もはっきりと見えている。
縦走路から櫃ヶ山を望む

 星山から1時間地点で昼食。北を見れば少しガスがかかった蒜山が見える。その左に雪をまとった大山のすそ野
が見える。完全な姿ではないが、やっと大山とご対面だ。

 OAPさんからワインをいただき、少しふらつきながら縦走路を歩く。かなりアップダウンはあるものの、展望と周り
の山々の黄葉を眺めながら歩くと、不思議としんどさを感じない。MTB組は、快適に乗れるので野生の雄叫びをあ
げている。
縦走路 快適な下りにご機嫌なMTB組

 星山から3時間で櫃ヶ山到着。MTB持参の向井さんと島田さんは、山頂にいた中高年登山グループに囲まれ、
アイドル並みの人気。
ある女性:「えー、星山からきんさったん?元気やねえ。」
島田:「病気なんです。」
中高年グループ全員:大爆笑!

 櫃ヶ山から東を望むと、泉山、那岐山、かすかに日名倉山。明神山も見えるはず、という大加茂さんのことばに双
眼鏡を覗くと確かに見える。
白い大山 蒜山
 展望を充分楽しみ、下山にかかる。いきなりの急な下り。しかもどろどろで滑りやすい。登山道は、ほとんどまっす
ぐにつけられているようだ。米子道から見える道だ。

 1時間ほどで無事櫃ヶ山登山口に下山。正面には少し傾きかけた陽をうけて黄葉がさらに明るさを増した山々。向
井さんと水谷さんの車で星山登山口に戻り、そこで解散
黄葉の山々
 帰路、久世町のお酒屋さんでOAPさんお薦めの勝山町の地酒、御前酒を買い求める。

 念願の星山〜櫃ヶ山縦走を果たし、満足感に浸りながら帰路についた。

行った人 えびたさん、大加茂さん、島田さん、水谷さん、みーとさん(以上、MLメンバー) 向井さん
JL3OAP、JM3JMM(八木さんご夫妻)、小林さん(八木さんのお友だち)、たぬき二人 
                                                計11名
行った日 02 11/18(日)