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黒木山はこれまで2度歩いている。2度とも遊歩道あるきだったのだが、そのときに渓流の広場を
はさんだ尾根が気になっていた。今回は渓流広場を起点に周回することにする。
計画では広場の西にある403.9mピークに登り、そこから時計回りに黒木山へ歩く予定である。
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渓流広場に向かう |
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ウラジロの海(*^_^*) |
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林泉荘の前を通り奥へ入っていくと、公園の入り口にはチェーンが掛けられている。9時にならない
と開かないようなので手前の駐車場に車を置く。
支度をして渓流広場へ向かう。広場の施設は人影がなくひっそりと静まり返っている。見上げると
黒木山の頂上がすぐ上にそそり立つ。
小川を渡り、支尾根にとりつく。鹿の踏み跡を辿り、急な尾根を登っていく。籔っぽい尾根は登るほ
どにウラジロが茂り、それをかき分けて登っていく。
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Ca320ピーク |
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点名赤坂頂上の金網 |
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30分ほどでCa320に着く。大きなぬた場があり、山の動物たちの憩いの場になっているようだ。
南には野間山が近い。山頂には昨年行った時と同じように青いシートが見える。Ca320からしば
らくはなだらかな尾根。動物たちの踏み跡を歩いていく。
50mを一気に登り切ると四等三角点(四等三角点 点名赤坂)のある山頂である。三角点から
ちょっと離れたところに金網で仕切られた四角い空間がある。古い杭に説明があり消えかかって
判読ができないが、何かが埋設されているようである。
東側が開け、大亀岩のあるピークが指呼の間。その遥か遠くに西光寺山や六甲の山並みがく
っきりと望める。今日は高曇りで展望がよさそうだ。
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共聴アンテナ |
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北へ歩く |
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点名赤坂から北へ歩く。しばらくはよい道が続き、籔だったら、という心配も吹き飛ぶ。なだらかな尾
根の先端(Ca400m)にはテレビの共聴アンテナがあり、道もここまで。その先は少し籔っぽくなる。
「ああ、やっぱり藪やったんかぁ・・・。」
籔といってもさほどのことはなく、薄い踏み跡(たぶん鹿の通り道)を歩けるのでまずまず快適である。
無線機からお家のMXFさんの声。歩きながらしばらくお話しする。
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西に笠形山 |
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足元にはシダが多く、黒木山も整備される前はこんな山だったんだろう。小さなピークを二つ越え
390ピークでひと休み。木の間からは雪をかぶった笠形山の丸いピーク。大きな山やねえ。
P390の北にあるCa360あたりから木の幹になたで削った跡があり、境を確認したものだろうと
父たぬき。マークをするなら他の方法はなかったのだろうか。
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ようやく展望台が見えてきました |
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ようやく東に展望台が見えるようになってきた。ピークをいくつか歩き、Ca370に出る。ここまで
2時間半ほどかかっている。ここからは遊歩道となり、これまでの道に比べるとまさにハイウエイ。
北にある384ピークまで行くと、北に千ヶ峰がひときわ白い。中町妙見山、篠ヶ峰、またに山など
が居並び、なかなか壮観である。
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展望台へ下る |
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展望台到着 |
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P384から引き返し、展望台へ向かう。下りる途中に帝釈山のMXFさんからコールがあり、菊水
山のGTRさんと3局で話しながら展望台に下りる。
展望台で昼食にする。テーブルと椅子があり、東の展望がすばらしい。 |
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展望台から東の展望 |
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眼下に水をたたえた翠明湖が蒼い。中区の町並みと篠ヶ峰から西光寺山の山並み。
お昼ごはんを食べていると、千ヶ峰からJCLだっちゃんから私をコールする声。千ヶ峰からは360度
大展望で、氷ノ山も白く見えているとか。いいなあ。
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黒木山直下から北を眺める |
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昼食を済ませ、尾根コースを南へ歩く。展望台の下の「山のトイレ」の裏から急な階段を登っていく。
食べた後の階段はなかなかしんどい。
登りきったピークから少し歩いたCa370ピークが「山の交差点」である。ここから渓流広場や湖畔の
広場へ下りることができ、遊歩道の交差点となっている。
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東屋のある山頂 |
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黒木山山頂 |
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さらに南へ歩き急な階段道を登ると黒木山である。湖畔の広場から3人連れが登って来られるのが
見える。
東屋にあるノートをめくると、かもちゃん一家の書き込みがあり、ほーちゃんのかわいい筆跡が残っ
ている。(^^) 書き込んでいると、先ほどの3人連れがにぎやかに到着。入れ替わりに山頂をあとにす
る。 |
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黒木山から大亀岩へ |
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黒木山から大亀岩へ向かう。大亀岩を見ながらいったん鞍部に下り、登り返すと山頂直下に大きな岩
がせり出している。前に来たときはこの岩の下を通って岩の上にある山頂に登ったが、その踏み跡に
は遊歩道はここまでという看板が立っている。
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大亀岩の下から(東から北の展望) |
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岩の下でひと休み。北から東の展望がいい。今歩いてきた黒木山の向こうに白い千ヶ峰、またに
山。雪のない妙見山の後ろでひときわ白く見える。サーキット場ではモーター音を轟かせて車が走っ
ている。
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林泉荘へ下る |
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夫婦岩 |
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来た道を少し戻り、林泉荘への道を下りていく。しばらくは階段の道で、2年前に登った時、しんど
かったことを思い出した。
途中から大きな岩が多くなる。そういえば、夫婦岩という大きな岩があったなあ。もう少しで舗装
路に出るというところにその岩はあった。岩の間に祠があり、夫婦岩と書いた看板が岩の前に転ん
でいる。
岩からほんの数分で舗装路に下り立つ。
ずっと歩いてみたいと思っていた西尾根をようやく歩くことができた。満足感に浸りながら帰路に
つく。
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