国道175号線を南に走り、リンクスゴルフクラブ(旧山南カントリー)を過ぎた集落の入り口に「南
中大岩登山口」の看板が立っている。ずっと気になりつつも大岩だけを見に行くのは・・、と思って
いると、舞鶴にお住まいのもっさんが大岩から石龕寺へ歩かれたということを聞き、地形図を見て
いると南中を起点に周回できそうな尾根がある。近いうちに・・・、と思っていると太子町のIさんか
ら同じようなコースを歩かれたとメールをいただく。
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| 一宮神社 |
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ばくち岩 |
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雪のある山へ行きたかったが、北の方は天気が悪そうだ。迷わず南中へ向かう。集落奧の一宮
神社の駐車場に車を置かせてもらい準備をしていると、女性が次々に集まってこられる。神社の掃
除をされるらしい。
社殿の前で掃き掃除をしておられる方にこれから登る立岩山のことを尋ねてみたがご存じない。
挨拶をし、猪柵の戸を開けて山の中へ入る。裏手の谷に赤い布を見つける。これが登山道の印ら
しい。ご神体かと思うような大きな岩があり、登っていくとゴロゴロと大きな岩が点在している。
しばらく歩くとぽっかり穴の開いた岩の前に看板があり、ばくち岩とある。昔この岩の穴でばくち
をしていたらしいが、古銭なども見つかったというからあながち作り話でもないようだ。
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| 立岩山へ |
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立岩山山頂 |
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急な谷を直登していくと、道標があり、右は南中大岩、左は草部方面展望台、とある。ここを左に
とってしばらく歩くと巨岩のある尾根に出る。ここを西に少し行くと立岩山(301.0m 三等三角点
点名 比砂門谷)。雑木に囲まれた狭い山頂には馬酔木の花がほころびはじめている。木の間か
ら石金山が見える。篠ヶ峰は雪なのか雲がかかり、北の方は五台山が少しだけ顔を出している。
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| 馬酔木咲く |
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巨岩の下を歩く |
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来た道を戻り巨岩の下を通って尾根に出ると展望のいい岩がある。南中を挟んで後半に歩く尾
根が長く連なっている。こちらよりも高いが、展望はどうかな?天気はあまりよくないが、海が見え
る。笠形山も確認できる。雪を運んでくる風はとても冷たく、じっとしていると体が冷えてくる。雪の
三十三間山より寒いね。
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展望所から、コース後半の尾根を展望する |
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| 南中大岩から下を覗いてみる |
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石金山と妙見山(左) 立岩山(右) |
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いったん下って少し急な岩の斜面を登りきると大岩山(Ca280m)。低い松の木の明るい山頂だ。
その下に大岩がある。ロープが垂らされた斜面を下り、大岩の上に出る。高さ41m。高所恐怖症の
たぬきはおそるおそる下を覗いてみる。残置ロープやハーケンが岩に残っている。地元山岳会のも
のか・・。
途中にあった南中大岩への道は大岩の下に続いているのだろう、岩の下から大岩山へ登る道が
あるようだ。
大岩山へ戻り、草部方面展望所の岩の上から北を望む。篠ヶ峰は相変わらず時雨れている。白
山、弘浪山の特徴的な姿がなかなかいい。
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| 白山 弘浪山(眼下にゴルフ場) |
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シダの道 |
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大岩山からはシダの茂った踏み跡ほどの道を歩いていく。アンテナのあるピークに登り返し、シ
ダはいよいよ深くなる。陰にはザラメのような雪が残っている。
少し展望の開けたところから振り返ると大岩の横顔が見える。進行方向には石戸山も顔を覗か
せいい感じ。
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| 石戸山が顔を覗かせる |
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南中大岩を振り返る |
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338pからはやせた岩尾根を歩き次のピークから南東に下って石戸山へ続く尾根にとりつく。
この登りがかなりきつく、道も不明瞭で父たぬきは少しバテ気味。前夜の飲み会が影響してい
るのかな?
尾根に出ると赤テープが木に巻かれ、とても歩きやすい道となる。「ええ道やねえ。」
快適な道で、思いの外、歩行が捗る。
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| 426mピークから谷川方面 高山・猿藪 |
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同じ場所から妙見山・白山(黒田庄) |
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426ピークでちょうど11時。ピークには○柿さんのプレートが風に揺れている。02 3.31と記して
ある。南には高山・猿藪、妙見山、黒田庄白山がくっきりと見える。
お腹も空いてきたのでここでお昼にする。北からの風を遮るように尾根の南側でラーメンを作る。小
雪のちらつく中でコーヒーを飲み、再び歩き始める。
426pの少し西にザレ場があり、展望が広がる、立岩山から南中大岩も一望の下。いいねえ。 |
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いい道 |
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| ザレ場から立岩山と大岩を展望する |
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途中にも展望のいいところがあり、そのたびに立ち止まって景色を愉しむ。千ヶ峰のシルエットが
確認できるが、すぐに雪雲隠されてしまった。今日は北の方はずっと雪のようだ。
325mピークの手前の鞍部には網が張られ、キンキラのテープが張り巡らされている。松茸山へ
鹿が入らないためのものだろう。325mピークを巻く道があったのでそれを利用する。次の二つの
ピークを登り、西に長く延びた尾根を歩く。少し倒木があるもののわりあい歩きやすい。
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| 倒木も少しあります |
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昔の猪垣と今の猪柵 |
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Ca250m付近から北に向かい、南中へ下る。石積みの猪垣と新しい猪柵が鹿や猪から作物を
守ってきた人々の苦労を物語っている。
猪柵付近にはたくさんのゴミが捨てられている。そういえば、山の中にも空き缶やおにぎりの包
み紙等々、あまり人が入らないような山なのにゴミが多かった。残していいのは、思い出と足跡
だけにしてほしいものだ。
一宮神社に戻ると、雪が激しく降り始める。お参りして、南中を後にする。
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