大展望を求めて 千が峰 |
兵庫 加美町 |
緑のトンネルから千が峰 |
ここ数日真夏のような暑さだが、空気はわりあいからっとしている。 朝起きると、昨夜の雨と風で空気中のちりが吹き飛ばされ、すっきりとした天気だ。窓から見える高見城山もいつもより 近くに見える。今日は池田市で関西ハムフェアーがあるが、こんな天気の日は山へ行かないとあとで後悔しそうなので 展望のいい千が峰へ行くことにする。 父たぬきは地域の用事なので、一人で加美町に向かう。中町を走っていると、徳島県小松島市からMXFさんが私をコ ールしておられる。小松島からでもよく届くものだと感心。MXFさんは、小松島のSXIさんご夫妻といっしょに剣山スーパ ー林道沿いの山へ行かれるという。 |
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三谷登山口では、地域の人たちが草刈りをしておられる。草刈り機の音にかき消されてしまったが、「ありがとう」とつぶ やいて登りはじめる。 しばらくは谷沿いの静かな道だ。雄滝と雌滝の間には、最近新しくなったのか、コールタールのにおいのする橋がかかっ ている。水量は少ないが、涼しげな音をたてて流れている。 谷を離れると、木の階段の急な登り。陽ざしを遮るものがないのでかなり暑いが、空気が乾燥しているのでそれほど汗を かかない。 |
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岩座神コースと合流し、勾配の緩くなった緑のかげ濃いトンネルを歩いていく。振り仰ぐとトンネルのその向こうに青い空 と千が峰の頂上が見える。 最後の急登から展望が広がり、予想通り遠くまで見渡せる。足元にはドウダンツツジの花が落ちている。上を見ると、わ ずかに花が残っている。今年はまだ見ていなかったので、少しの花でもうれしい。 さあ、頂上はすぐそこだ。 |
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頂上には、男性ばかり5,6人が景色を楽しんでおられた。「今日は、ほんまによう見えるなあ。」 私も荷物を置くのを忘れて、さっそく見渡してみる。氷ノ山が近い。若狭富士青葉山がくっきり見える。この時期にこれほ ど遠望がきくことも珍しいのではないだろうか。 無線でコールすると、氷ノ山へ大段が平から歩いておられるOAPさんと繋がる。氷ノ山からの展望いいだろうなあ。 |
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ゆっくり展望を楽しみ、同じ道を下山する。お昼前なのでたくさんの方とすれちがう。若者のグループ。ご夫婦連れ数組。 と、見知ったお顔に遭遇。千が峰愛好会のN山さんだ。ヒカゲツツジオフ以来だ。しばらくお話しして別れる。 登山口に戻ると、草刈りはとうに終わり、たくさんの車が並んでいた。頂上ですばらしい展望にめぐりあわれたことだろう。 |
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行った日 | 02 6.9(日) |
行った人 | たぬき単独 |
山行タイム | 三谷登山口8:30〜岩座神分岐9:06〜 頂上9:30ー10:45〜登山口11:45 |