朝早いうちに展望のよい山へ行こうと、迷わず千ヶ峰へ向かう。この時期、ヒルには会いたくな
いので市原峠から登る。市原峠まで車で上がることができ、数台の駐車スペースがある。ずいぶ
ん変わったものだなあ。
早いとはいうものの7時を過ぎているので、陽が照ると暑い。その上湿度も高い。風もあまりなく
汗が噴き出す。 |
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登山道からまたに山を振り返る |
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千ヶ峰は見えてきた |
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東の杉原谷は雲の下。向かいの篠ヶ峰も見えない。雲海が広がり、3000m級の山にいるような
気になる。振り返るとまたに山は東側がどんどんわき上がる雲に隠れされている。
最後の急登前、蝉の鳴き声がひときわ大きくなってきた。視界が広がり、西の方の山々がくっきり
と見える。思わず歓声を上げる。
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交信に余念のない父たぬき |
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山頂の石碑に男性が一人。今日は無線をするのであいさつをして、その先の一段低い岩で荷
物を広げる。
まだ時間は早いが、小腹が空いたので持参のおにぎりを食べる。父たぬきは430Mhzの6エ
レアンテナと50Mhz用のV型ダイポールアンテナを組み立て三脚に取り付けている。
四国遠征中のOAPさんご一行をコールしてみるが、まだ登山中らしい。50Mhzで何局か交信
でき満足そう。 |
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西の展望 |
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私は双眼鏡で山々を覗いてみる。フトウガ峰の右にとんがりさん。6月に島田さんと歩いたルート
を確認する。一山ずつ山座同定していく。氷ノ山から三の丸のなだらかな稜線がときどきガスに隠
される。 |
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お昼頃には東の展望もよくなってきた |
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山頂滞在時間、3時間。暑くなってきたので撤収する。その間、山頂は男性の単独登山の方々が入
れ替わり来られたようだ。下りる頃にようやく東方面の山々が姿を見せはじめた。 |
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市原峠 |
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下山途中、頭巾山頂の島田さんからコール。話していると、またに山のKDT斉藤さんのブレイク
が入り、しばらく3局で情報交換をする。
峠に下り、KDTさんにメモを残して林道をおりる。千ヶ峰はさらに近い山になった。
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