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黒井城山から石生城山を歩いてもらえないか、と高年低山会のSさんからの依頼を聞いてきたと父たぬき。
それなら早速行きましょう!と黒井の城山登山口へ向かう。
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石踏の段 |
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黒井城山 |
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三段曲輪跡から石踏の段へ。盆地をうっすらと靄のような霧がおおう。
「ええ天気やなあ。城跡からの展望が楽しみ!」と急いで頂上へ。
空は真っ青。 |
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黒井城山から東を眺める(妙高山 奥に三岳など) |
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お月さんがぽっかりと |
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お月さんが西の空に残っている。東には、妙高山と多紀アルプスの三嶽と周辺の山々。ベールのような霧
がすそ野を覆う。 |
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これから歩く尾根(手前) |
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西にはこれから歩く分水界の尾根と、その向こうに篠ヶ峰。 |
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北方面(五台山、親不知、高谷山(横峰山)、小富士山などが見えます。福知山盆地は霧の底) |
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北に目を転じれば、福知山盆地はすっぽりと霧の中。親不知や五台山がすっくとそびえている。高谷山や
小富士山もいいねえ。
城山からの景色を楽しみ、もう一つの城山、石生城山へ向けて出発する。 |
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黒井城山から西へ歩く |
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城跡の急な下りにはロープが付けてあるので、以前よりも下りやすい。西の丸を越え、まずは千丈寺山へ。 |
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兵主越手前から千丈寺山(左ピーク) 右奥に、五大山と五台山 |
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兵主越手前の岩から西を眺める。ここはいつ来ても展望がいい。千丈寺山が突き出ている。右には五台山に五
大山。左にはこれから歩く尾根とその向こうに竜ヶ岳。
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千丈寺山から黒井城山を眺める |
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大野坂 |
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兵主越を過ぎ、千丈寺山へ。直下には以前はなかったまき道がある。千丈寺山の頂上を通らずに頂上の西側へ
出る道であるが、我々は山頂へ登る。久しぶりの千丈寺山。以前よりも展望がよくなっている。南に開け、目の前に
向山連山が連なる。振り返ると、先ほどまでいた黒井城山がすっきりとした姿を見せている。
千丈寺山からさらに大野坂へ。ここにもロープが垂らしてある。それを頼りに峠へと下りる。倒木は撤去され、通り
やすくなっている。
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ヨコガワ峰 |
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大野坂から次のポイントのヨコガワ峰へはきつい登りなので結構しんどい。反対側からは何度か歩いているが、ヨコ
ガワ峰へ大野坂側から登るのは初めてである。テープや切り開きで、三角点のあるピークまでは意外と速く着く。初め
てきたとき、大野坂へ下りるつもりが違う方向へ下りてしまったなあ、と懐かしく思い出す。織田さんややまあそさんたち
と五台山から歩いたこともあったが、その時もヨコガワ峰から大野坂へは藪の中を歩いたっけ。今は整備され、とても
歩きやすい。
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正面は向山連山 右はこれから歩く尾根 |
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ヨコガワ峰から少し歩いたところに南側の展望が開けたところができている。向山とこれから歩く後半の尾根が
一望できる。まだ遠いが大分近づいてきたね。
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吹き上げ |
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三日月山への登りで |
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ヨコガワ峰から鞍部に下る。そこは「吹き上げ」というところであり、白毫寺の奥にある取水地からの水がここを
通って春日町側の集落へと送られる。
吹き上げを過ぎると急登である。途中の展望のいいところで南を眺める。霧山が近くなったなぁ。いい天気だ。
傾斜が緩くなり、そろそろ三日月山かな、と思った頃、南側にまき道が現れ、テープはそちらに付いている。三
日月山へ登らずに、分水界の尾根に出るようだ。しばらく水平な道を歩くと、分水界の径と合流する。大野坂か
ら五大山の方へ歩く人にはちょっと紛らわしいテープなので、分岐に案内があるといいね。ひと休みして、分水界
の径を南へ歩く。前にここを歩いたのは、芳村さんとご一緒したときだから、6年前になる。
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分水界の径 |
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鉄塔から安全山(右) |
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いったん下ってP417に登り返す。このピークからは春日町山田への道が下りている。
しばらく歩くと、分水界の径は巡視路となり、尾根を外れ鉄塔を経由して歩くようになる。鉄塔の向こうに氷上
盆地とそれを囲む山々。とりわけ安全山が近くにでんと座り、以前と変わらぬ風景がそこにある。
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油良坂 |
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亀の座 |
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巡視路を歩いていくと、油良坂へと下りていく。立派な道標が立っているが、以前と同じように暗い峠である。
油良坂からの登り返しがきつい。プラ階段を一段一段ゆっくりと登る。尾根の西側にある鉄塔を経由し、尾根に
戻る。亀の座(五郎兵衛) 点名長見318m(四等三角点)である。亀の座に来たのは7年ぶりである。
亀の座からは歩きやすい道が続く。以前あった碍子がまだ残っている。
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鉄塔からの後半の尾根 |
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天王坂 |
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7年前にお昼ごはんを食べた鉄塔からこれから歩く尾根を眺める。
「近づいてきたねえ。」
鉄塔から歩いていくと天王坂である。いったん車道に下り、再び山へと入っていく。 |
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権現山が近づいてきました |
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千丈寺山・黒井城山など前半の尾根 |
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天王坂から急な尾根を登る。霧山への分岐を過ぎ、転げるように下っていく。ここらへんでお昼にしよう。日あたり
のよいところで荷物を下ろす。ふもとからは車の音がひっきりなしに聞こえてくる。
お昼を済ませ、下ったところは本天王。その先に鉄塔があり、黒井城山から千丈寺山、ヨコガワ峰など、歩いてき
た山々がよく見える。
鉄塔からCa310ピークを越え、下った鞍部は市部坂。ここまでくれば権現山も近い。
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権現山の下りから (正面に弘浪山 左は白山 その間に篠ヶ峰) |
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権現山(P349)への急登を登り返すと反射板のあるピークだ。愛宕社のあるピークには行かず、分水界の径を
下る。途中の露岩から氷上盆地を眺める。大型スーパーにはたくさんの車が停まっている。正面には弘浪山、そ
の左は白山、その間から篠ヶ峰が顔を出している。
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石生城山が近くなったきました |
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石生城山 |
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大崎坂から石生城山は散歩コースである。テレビの中継施設を過ぎ、歩きなれた道を城山めざして歩く。
黒井城山登山口から6時間、ようやく目的地に到着。
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歩いてきた山々 |
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東に向山連山 |
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南には、高見城山 |
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行者堂 |
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石生城山はガンジュウジ城跡とも言われている。平坦な山頂が城跡の名残を残している。戦時中はこの山頂で
さつまいもを栽培していたと義父が話していた。
山頂をあとにし、鯉寄坂へと下りる。鯉寄坂から行者山へ、そして大師堂へと下ると分水界登山口である。長か
った今日の山歩きも終了である。
自宅まで戻って黒井城山の登山口まで車を取りに行く。車窓から今日歩いたところを眺める。いちばん高いとこ
ろでも500mに満たないが、静かな山歩きのできる丹波らしい山々である。
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千丈寺山から東はこちら
亀の座から南はこちら をご覧ください |
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行った日 |
10 11/27(土) |
行った人 |
たぬき二人 |
山行タイム |
黒井城山登山口7:40〜黒井城山8:10−8:20〜千丈寺山8:55−9:00
〜大野坂9:15〜ヨコガワ峰9:30〜417ピークから由良坂11:00〜亀の座
11:15〜天王坂11:40〜昼食12:15−12:40〜市部坂12:50〜権現山
13:00〜磯後山13:40〜分水界登山口14:05 |
2.5万図 |
黒井 |
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たぬきほーむへ 山歩きへ |