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9月半ばを過ぎてもいっこうに涼しくならない。猛暑の夏はいつになれば終わるのか・・・。9月に入ってから忙し
い日々が続いている。こういう時こそ山に行ってリフレッシュ!扇ノ山からの氷ノ山があまりに近く見えたので、今
日は氷ノ山にしよう。
親水公園に着くと、数台の車が停まっている。すでに登っている人もあるようだ。身支度をし、登山届を書いて
出発!
布滝の下でおりてくる2人と出会う。早いなあ、と思っていると、道がわからず引き返してきたという。この道を行
けばいいですよ、とお話しすると、我々の後をついて来られる。最初はついて来られていたが、いつの間にか大き
く遅れ、そのうち姿が見えなくなった。
道がなだらかになったところで一休み。見上げるブナは黄葉にはまだ早い。緑の木々の間にナラ枯れが目立つ。
地蔵堂を過ぎ、ブナの中を歩く。一昨年、一人で歩いた時には黄葉まっさかりだった。そのときの光景を思い浮
かべながら登っていく。
氷ノ越に着くと、5,6人が休んでいる。ベンチは開いていないので、陰をさがしてひと休み。頂上から早々と下山
のグループ。昨夜、広島を出発し、少し仮眠して東尾根から登ってきたとか。装備も服装もきちんとしたグループだ。
暑いが、尾根は風が吹いて涼しい。ブナの原生林はひんやりとしている。原生林を抜け、展望が広がってくると、こ
しき岩と山頂が近くなってきた。
仙谷コースが合流し、こしき岩の下を巻いて、階段の道になる。振り返るとぶんまわしの尾根や青ヶ丸、仏の尾、
扇ノ山がくっきり。展望がいいねえ。
木の階段を登り切ると山頂である。まだそれほど人は多くないが、続々と登って来る。
西には大山が見える。大展望!
おべんとうを食べ、展望を楽しむ。無線でコールすると一山のOAPさんと繋がる。久しぶりだ。東から子ども連れの
ご夫婦が登って来られる。お父さんの背負子にも子どもが・・・。4,5歳くらいの上のお子さんはしんどいそぶりを全く
見せず、「空がきれいねえ。」とお母さんに告げている。山登りを楽しむ家族を微笑ましく眺めながら下山の用意をす
る。
下りかけると、MXFさんの声。少しお話して下山にかかる。
神大ヒュッテから東尾根コースへと歩く。ブナやドウダンツツジの黄葉にはまだ早いが、1か月もすれば赤や黄に
染まるだろう。東尾根避難小屋で休み、登山口へ下りる。
スキー場から親水公園までの林道をのんびり歩く。駐車場にもどり、下山届を出して帰路に着く。
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