丹波の超低山その1 中央分水界の山 城山
兵庫 氷上町(198.0m)

 山頂から向山連山

 午前中、村の用事で二人とも出役。午後からすぐ近くの城山(向山 ガンジュウジ城趾)へ行ってみました。城山トンネルの真上の
山で、昨年木が切り払われ、展望がよくなりました。木があるとわからなったのですが、山頂は平らで城跡だったということがよくわ
かります。
 
 城山トンネルの下に車を置き、石生信号前から歩き始めます。この付近は中央分水界の最低部で、再び分水界が山へと上ります。
登り口にはお大師さんと行者堂があり、毎月何日かにはお参りがあるようです。
この付近が分水界最低地点 行者堂
 掃除が行き届いた行者堂の裏から峠のお地蔵さんへ向かいます。といっても1分ほどです。以前義母はここによくお参りしていまし
た。ちょっとした峠になっているので、峠のお地蔵さんと名付けられているのでしょう。
 ここから、お墓の横を抜け、ちょっと急な斜面にとりつきます。10分少々で城山頂上です。
峠のお地蔵さん 城山三角点(四等)
 山頂部は平らで、切り株がなければドッジボールでもできそうです。東には向山連山、その下には我が家も見えます。南には金山
〜馬頭、先日歩いた坊の奥〜高見城山、西には雪雲のかかった篠が峰、北には権現山、眼下には工事中の豊岡自動車道。
 義父によると、、戦時中、山頂一帯は畑だったそうです。氷上回廊を見渡すには絶好のポイントです。 
工事中の豊岡自動車道 加古川の土手焼きの煙
 展望を楽しんだあと、尾根を北に向かいます。ここは息子がMTBの練習によく走っていたところです。歩きにくい所は全然ありませ
ん。今日は時間がないので権現山の下まで歩き、大崎へ下りるつもりです。松茸山という表示があるとおり、松林の快適な尾根道で
す。
 もうすぐテレビ中継所(Ca220)というとき、目の前を鹿とそれを追いかける犬が走っていきました。
「えー、猟師さん入ってるの?早う下りよ!」「うん、長居はむようじゃあ。」と慌てて引きかえします。そういえば朝からパンパンという
音が聞こえていましたっけ。
 鞍部に西(横田)と東(地頭)へ下りる道があったので、その道を東へ下りることにしました。途中までは明確な峠道でしたが、その
うち間伐材に行く手を阻まれ、木に躓き、引っかかりながら何とか下りてきました。下りたところは大谷池。車を置いたところでした。
 靴を履き替えていると、またまたダニが・・・。
 歩き足りないので、猟師さんのいない小南山へ行くことにしました。
行った日 02 2/10
行った人 たぬき二人
2.5万図 柏原