ヒカゲツツジはまだきれい 向山連山  
兵庫 丹波市
 今日は地域の公民館行事。案内をしてくださいと主事さんより依頼され、父たぬきともども参加させていただく。

 グランドに集合し、お弁当とお茶をいただき、軽くストレッチをして出発!
観音堂登山口 
桜がきれい!
滝山古墳で
子どもの頃に、発見されたときの様子を聞きました。
 観音堂登山口から登り始める。20分ほど前に丹後の弥栄町から来られた方々が登って行かれた。24日の日
曜日は多くの登山者で賑わっていたが、今日はそれほどでもない。例年ならもうすっかり花が落ちている頃なの
で、登る人が少ないのだろう。さて、花はどうだろう?16日に登った時は、咲きはじめたばかりだった。

 先頭は父たぬき。ゆっくり登るように話していたが、ちょっとペースが速い。参加のみなさんは向山はおろか、普
段、山に登ったことのない方が大半である。けがのないようにしないと・・・。
 二ノ山の登りは急登である。16日にはたくさん咲いていたヤブツバキも花を落とし、見ごろはとうに過ぎている。
コバノミツバツツジも葉が多い。
 
 滝山古墳でひと休み。ここで、子どもの頃にここに遊びに来ていて、この古墳を発見された時の事を聞いた。も
う50年ほど前のことだが、昨日のことのように話される。子どもたちにとって、山は絶好の遊び場だった頃の話だ。

 
四ノ山手前で 松の台展望所
 二ノ山から岩座展望所へ。岩の上で景色を眺めながら話が弾む。さあ、先を急ぎましょう!
 三ノ山まで登ると、斜面に卵色の花が見える。
「あれがヒカゲツツジです。」
三ノ山周辺のヒカゲツツジはまだきれいに咲いている。
 亜炭展望所を過ぎ、春日氷上町界尾根へ。四ノ山の手前で集合写真を撮る。景色を眺めながら「あれはどこ、あ
そこは・・・。」とにぎやかだ。

 四ノ山からはヒカゲツツジが多い。黒井城跡や五台山をバックにしたヒカゲツツジは松の台の定番の景色だ。
まだまだきれい! つつじが岡展望所

 つつじが岡への登りで振り返ると、四ノ山の北側斜面が薄卵色になっている。先頭を行く父たぬきはこの景色
をみなさんに見たもらわずにどんどん登っている。ここからの展望がお勧めなんやけど・・・。

 つつじが岡まで登ると、歩いてきた尾根や少し頭を出した千ヶ峰が望める。天気はいいという予報だったが、
雲が多いなあ。
五ノ山でお昼ごはん
黒井の町や山々を眺めながら

 
 三角点、向山平を過ぎ、五ノ山でお昼にする。五台山や親不知を眺めながらの食事はおいしいねえ。今日のお弁
当は公民館の方で用意していただいたものだ。食べ終えるとぽつぽつと雨粒が落ちてきた。先日のオフよりは雲が
高いが、ちょっと心配な天気だ。
蛙子峰への登り
このあたりのヒカゲツツジはいちばんきれいでした
蛙子展望所付近から硅石山方面
二つのツツジが色を添えます

 五ノ山から下り、蛙子峰へ登り返す。登ったところから西方面の展望がいい。ヒカゲツツジもこのあたりのものは
まだ咲いて間がないのか、元気な花が多い。

 蛙子展望所から硅石山方面を眺める。コバノミツバツツジのピンクとヒカゲツツジの卵色がアクセントになって、
なかなかいい眺めだ。
蛙子峰付近
これで見納め
硅石山への尾根
木々の芽ぶきの色がきれいです
 蛙子峰を過ぎるとヒカゲツツジがなくなるので、よーく見ておく。来年、また会いに来るからね。とつぶやいて硅石
山をめざす。
硅石山から急な尾根を下りました 水分れ公園奥の広場に下りてきました
全員元気に下りてこられてよかったです

 下山は硅石山から水分れ公園のコースで、急な尾根を下っていく。登山者が多いので、滑りやすくなっている。
土も削られ、木の根が露出しているところもある。硅石山の北で西宮からの30人の団体さんに出会ったが、この
尾根を登るのはしんどかったと言われていた。

 分水界展望所で一休みし、水分れ公園へ下りる。
水分れ公園では、八重桜が満開! いそべ神社の鳥居前で解散
おつかれさまでした!

 水分れ公園では八重の桜が満開。家族連れが楽しげに遊んでおられる。ここで今日の山歩きは終了。お疲れ
様でしたとあいさつをして解散となった。
 家まで歩きながら「あっ、しまった!ストレッチをし忘れてる!。」
みなさん、足は痛くならなかったかなあ。

 向山は一年でいちばんにぎわう季節が過ぎ、また静かな山にもどった。

 

行った日 11 4/29(金)
行った人 J地区のみなさん
山行コース 観音堂〜二ノ山〜五ノ山〜硅石山〜水分れ公園
2.5万図 柏原 地図は向山コーナーをご覧ください
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